モロッコで断食(ラマダーン) (幻冬舎文庫)



モロッコで断食(ラマダーン) (幻冬舎文庫)
モロッコで断食(ラマダーン) (幻冬舎文庫)

ジャンル:旅行,観光,トラベル,旅行ガイド,海外旅行,観光情報
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そこぬけの明るさと・・

インドを旅した著者が今度はモロッコへ・・・
日本人から見るインドのカースト制やモロッコの貧困、そして差別。
それも中に入って一緒に感じる著者には、すこしだけ違う観点も見えてくる。
一緒に断食をすることで、あっという間に溶け込んだ著者の旅日記が面白い。
旅の恥はかき捨てというお話なのでしょうか・・・

モロッコという国を、若い女性ならではの無邪気で好奇心いっぱいの率直さで観察し、
とても生き生きした文章で表現された筆力はすばらしいと思います。
出会った人が誰でもみんなたかのさんに優しいのは、きっととても素敵な方だからなのでしょう。
行動力も度胸もあり、明るく楽しく、女性としても魅力的な方なのだろうと思いました。
しかし、残念ながら、現地の方との恋愛体験の部分があまりにもひどかった。
他の方のレビューにもありましたが、相手の方の気持ちをもてあそんでるようにしか思えません。
身勝手すぎるし幼稚すぎる。
終りのほうはひたすら恋愛に関する甘ったるい文章で、自己陶酔がハナについてうんざりでした。
現地体験の部分だけならばとてもさわやかで面白い文章だったので、☆は5つにしたいのですが、
恋愛部分があまりにもひどかったので、トータルで☆は2つにしました。
モロッコを詳しく紹介している本はそんなに多くないだけに、このような読後感の悪い本になってしまったことがとても残念です。

心に残る最高の旅行記

 ベルベル人の村での断食生活で、著者が味わった村人の温かい心使いが印象的です。電気も暖房設備もない不便なところでの雪の降る冬の生活は大変なのに、著者は本当に幸せそうに過ごしています。たくましく家の手伝いをする子供たちの様子が生き生きと描かれているし、写真も載っているので、自分が体験しているかのように読者にその気持が伝わってきます。写真の3才と6才のベルベル人の女の子は、著者が言うように本当に天使のようにかわいいです。
 それにしても、いいベルベル人の青年に出会えてよかったですね。知的で真面目な彼はイスラムの習慣について、その理由を教えてくれるので、我々もこの本を読むと、イスラム文化に対する見方が変わります。
 旅行先が同じでも、旅行する人の年齢や性格、性別などによって体験する内容は全然違ってきます。だから、当然、その旅行記も持ち味がそれぞれ異なるものになります。この本は胸を打つ内容で、最高の旅行記だと思いました。コリン・マックフィー著「熱帯の旅人」に負けないぐらいすばらしい旅行記です。是非、これからもどんどん書き続けていってください!
旅行記部分はO・恋愛は×

「ガンジス河・・・」の時は、文句なしに面白かったのに!現地の人と触れ合う様子や現地の雰囲気が伝わってきて、大笑いするシーンも沢山あって。前回の「サハラ砂漠・・・」で旅先で知り合った男性に恋焦がれる所まではオチャラケムードも満載で大丈夫でした。でも今回のは・・・ダメ。途中までは現地ムードが伝わってきてマルなんです。でも、後半が恋愛一色?相手が自分を愛している!自分も愛している!みたいな気持ちの羅列になっちゃって、正直“日本に恋人がいるけど、旅先で本気で愛している人ができて、別れた”人じゃないと共感は出来ないと思います。私も正直、読むのがキツくて。そんなに自分が愛していて、相手が日本に来てもいいと言っていて、しかも相手は頭が良くて勤勉家!なんとかなったと思えてしまいました。たかのさんも「彼ならどこでも就職できる」と言っているのに「自分が世話をやかなきゃいけないから、彼の魅力が色あせる」っていうのが矛盾しているんですよね。
私は「ラマダーン」くらい高校生の時に一般常識で知ってましたが、たかのさんは御存じなくて現地で聞いちゃうくらいだし。結局頭の中身の差で彼とはダメになったかな?!
結局は

題名から「ラマダン」に関するものと思って読み始めたら、恋愛話だった。
自由奔放なのも結構だが、現地では日本人は簡単に落ちると思われています。知らない男の人の家に女の子ひとりでついていってしまい、先方に気を持たせたあげく、「ハイさようなら」というのはあまりほめられた内容ではないと思う。



幻冬舎
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