「渡る世間は〜」の人に読んでもらいたい。
「渡る世間〜」な暮らしを余儀なくされている 人達に読んでもらいたい。 以前NHKで放送された人生相談を一冊の本にまとめたもので、 黒田アナウンサーとのおしゃべりがいい。「妹に恋人を奪われた」 「不倫の相手が忘れられない」 「性格のきつい嫁にむかむかする」 「借金苦の兄に泣かされ続けて」 「夫の裏切りが許せない」 「美容整形で美しい顔を手に入れたが・・・」 「学校でのいじめに耐えられない」 「何の予兆もなく娘が自殺した」 「息子の死を信じたくない」 など、普通答えに窮してしまうような事柄に、 瀬戸内寂聴は淡々と答えている。 例えば妹に恋人を奪われた場合 黒田「この妹さんは『私を本当に妹だと思っているのなら 祝福して欲しい』と言っていますが図々すぎませんか?」 瀬戸内「それを口にするのは確かに図々しい。 でも一面においては真実だと思いますよ」 などと悟りを開いていない一般の人々の代表として 私達が思っていること(図々しすぎると思いませんか?など)を 黒田アナウンサーが言ってくれるのもいい。 どれも真剣に答え、どこかに救いがある回答。 どこかで迷路に迷ってしまった時に是非。
日本放送出版協会
寂聴相談室 人生道しるべ (講談社文庫) 生きることば あなたへ あきらめない人生 (集英社文庫) 孤独を生ききる (光文社文庫) 寂聴 あおぞら説法―みちのく天台寺の日曜法話を完全収録
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