運命を高めて生きる―新渡戸稲造の名著『修養』に学ぶ



運命を高めて生きる―新渡戸稲造の名著『修養』に学ぶ
運命を高めて生きる―新渡戸稲造の名著『修養』に学ぶ

商品カテゴリ:人生論,生き方,生きがい,生涯学習
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日々の心がけは大切かもしれないなあ

子供にしてほしいこと、子供がやりたいことが違うときには、

「親の意見よりは、子供が希望する道を優先させようね。
 なぜなら若いからこそ、過去ではなく未来に生きようとする姿勢を
 親がサポートすることも大切なんじゃないかなあ。」

と思わされる本です。
青年のための一冊

 新渡戸稲造の代表作『修養』を現代に即して解釈した一冊です。竹内均氏の「いま自分のために何ができるか 現代語で読む最高の名著『修養』」を時代にそぐわない部分を削除した上での忠実な現代語訳とするならば、本書は渡部昇一というフィルターに残った、新渡戸稲造の修養の意味を現代に再生させたと言えます。どちらを好むかは読み手の感性の問題でしょう。個人的にはより好ましく感じましたが、これは新渡戸稲造が修養に如何なる思いを託したのか、明治・大正期に生じた修養ブームとはどのようなものであったか、といった周辺部への配慮によるものです。

 「修養」は単に金銭、名誉、権力といった成功以上に人格を練り、よりよく人生を生き切る姿勢を養う方法論です。つまり、成功が約束されたエリートではない大多数の人々にとって重要な指針となる内容なのです。具体的には「学資なき者の立志」などで、経済的に恵まれていなくとも志を果たす方法はあるということを示しています。職業選択についての考え方では新渡戸は適性を重視する立場を取っており就職に悩む年代にはぜひ目を通してもらいたいと思います。志を持つことの重要性、世間との付き合い方も参考になります。その他にも、金の話は卑しいとされた時代に貯蓄の重要性を説くなど新渡戸稲造の新たな面を発見できるのではないでしょうか。

 新渡戸は理想や希望に生きるものこそが年齢を超越して青年だと述べています。その意味で青年にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。



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